みなさんこんにちは、ゆうです。
突然ですが、みなさんは、「自己研鑽」、していますか?
自己研鑽:自分自身のスキルや能力などを鍛えて磨きをかけること。(Weblio辞書より)
今風の言葉でいえば、「自分磨き」でしょうか。
平たく言えば、自分の価値を高めるために努力や工夫をすること、ですね。
自己研鑽をすると、自分の価値が上がります!
自分の価値が上がると
- 外部からの評価が上がる
- 給与等の待遇アップ
- 重要な仕事を任されることによるキャリアアップ
- 転職で更に上を目指せるチャンスアップ
- 自己肯定感がアップし、自信を持てる
といった絶大なメリットがあります。
要するに、どこに行っても、何をしてもやっていける人材へ成長できる、ということです。
しかも、株式投資等とは違い、頑張ったら頑張った分だけ自分に返ってくる、という元本保証(頑張り保証)付きの投資なんですよね。
僕自身、努力することで司法試験に合格したことで、一般的な人の給与よりも高水準の給与をいただくことができていますし、通常の会社員よりも転職しやすいと思います。
また、平均よりも高い給与をもらえているおかげで、妻の夢でもあった、新築戸建てを注文住宅で建てることができました。
なので、自己研鑽が優れた投資であることは、僕が身をもって保証します!
この記事を読んでくれているあなたは、おそらく自己研鑽の大切さ・メリットについてはよくわかっていると思います。でも、以下のような悩みは抱えていないでしょうか?
今回は、僕が今まさに合格を目指して勉強している簿記2級を題材に、以前紹介した学習計画の立て方に関する記事に沿って、学習計画を作っていこうと思います!
法律系の知識はそこそこあるので、数字に強くなるために簿記の勉強中。
数字に強くなる→家計管理や投資が上手にできる→金がたまる→資産増える→FIRE
ということで、11月の試験で簿記2級に合格します。この程度の試験なら問題集をテキストの解説見ながら解くのが効率良い。— ゆう@投資と貯蓄で脱サラ計画 (@yu_fire_blog) September 12, 2020
学習計画の立て方がわからない、という方はぜひ参考にしてくださいね。そして、ぜひ実践してみてください。
勉強計画の立て方に関する一般的な解説をした記事はこちらから読めますよ!
【おさらい】学習計画の立て方
ステップ1:敵を知る
このステップでは、合格目標にした資格試験の情報を把握します。
目標とする内容を把握することで、合格に大きく近づきます。
また、学習計画を立てるのにも、このステップが非常に重要となります。
把握しておきたい主な情報は以下の通りです。
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ステップ2:己を知る
このステップでは、合格を目指すあなた自身の現状を把握します。
具体的には、本番同様に模擬試験を受験する等して、目標に対して自分がどの程度の実力なのかを計測します。
自分がこれまで挑戦したことのないジャンルであれば、ゼロからのスタートであることが明らかなので、飛ばしていただいて構いません。
ステップ3:計画を立てる
いよいよ、ステップ1とステップ2で収集した情報をもとに学習計画を立てていきます。
ステップ4:実践する
学習計画はあくまでも航海でいう”海図”や”羅針盤”のような役割です。どんなに正確で立派な海図を持っていても、実際に”航海”に出なければ意味がないのと同じで、どんなに素晴らしい学習計画を立てても、実際に学習をしなければ目的地(合格)に到達することはできません。
ステップ3で学習計画を立てたら、ぜひそれに基づいて実践していきましょう。
【実践編】簿記2級の学習計画を立ててみよう
ステップ1:敵を知る
まずは、先ほど掲げた表にしたがって、簿記2級の試験情報を確認していきましょう。
受験資格 | 特になし |
---|---|
試験科目 | 商業簿記・工業簿記の2科目。 詳細は商工会議書HP参照 |
試験時間 | 120分 |
試験形式 | 記述式 |
試験日 | 2020年11月15日(日) |
合格最低点 | 70%以上の得点で合格 |
合格率 | 28.6%(2020.2.23実施) |
ステップ2:己を知る
次に、模擬試験等を自分で受験して、自分の実力を把握します。
僕の場合、過去に簿記3級に合格しているので、仕訳の基本ルール程度はなんとなくわかりますが、その後、特に勉強はしていません。
よって、試験合格のために必要な知識が全般的に足りていない状況です。特に、簿記3級の出題範囲ではない、工業簿記については知識がまったくない状況です。
ステップ3:学習計画を立てる
それでは、ステップ1・ステップ2に基づいて、学習計画を立てていきましょう。
試験日までの残り日数を把握する
このブログを書いている日は2020年9月25日、簿記2級の試験日は11月15日なので、残り日数は、ちょうど50日となります。
テキストを5周するための1日の学習量を把握する
紹介した記事でも書きましたが、テキストを時間をかけて1周するよりも、わからないところが飛ばすくらいの感覚で、何回も同じテキストを回した方が効率がよいです。
回す回数ですが、できれば5周程度はしたいところ。
残り50日で、テキストを5周するためには1日どの程度のページを進めていけばいいのかを計算するには、当然ですが、使うテキストが何ページなのかを把握しなければいけません。
テキストの1日あたりの消化量を計算するとき、ページを基準にして機械的に計画を立ててしまうと、中途半端なところで1日の学習を終えるようなことになってしまいます。
例えば、34ページまで読むと1章終わるのに、1日の学習量を30ページと設定すると、4ページ余ってしまいます。
これではキリが悪いので、1日の学習量は単純なページ数で計測するよりも、目次を参考にして、章ごとに切り分ける(ボリュームが大きい章は、程度に応じて2つや3つに分ける)のがオススメです!
以下では、章を基準に学習計画を立てていきたいと思います。
学習に使うテキストについて
僕が簿記2級の学習に使うのは、以下の4冊です!
テキスト2冊、問題集2冊でなるべくコンパクトなものを選びました。
いずれも、TAC出版から出ている「みんなが欲しかった」シリーズのものを選びました。どのテキスト・問題集にしようか迷っている人は参考にしてくださいね。
簿記2級のテキストは様々な出版社からテキストや問題集が出版されていますが、こちらの4冊は
- イラストが豊富に入っていて視覚的に理解しやすい
- テキストには例題が豊富に載っているため、どのように仕訳をすればよいかイメージしやすい
- 簿記2級に不要な部分はカットしてあるので、余計な学習をしないで済む(「この部分は簿記1級の範囲なので割愛します」、といった説明がある)
- 問題集と教科書が対になっているので、問題集に教科書の参照ページが書いてある→わざわざどのページに書いてあるのか探す手間がない
- 本番レベルの模擬試験が問題集に付属している(それぞれの問題集に3回分、合計6回分)
といった特長があり、とてもオススメです。
あと、個人的には全体的に柔らかい雰囲気なのがとっつきやすくて好きです。笑
商業簿記のテキスト・問題集
工業簿記のテキスト・問題集
1日当たりの学習量を計算してみる
それでは、上記4冊のテキスト・問題集を試験日までに5周するとした場合の学習量を計算してみましょう。
商業簿記
商業簿記のテキストは全部で25章です。したがって、
25(章)×5(周)÷50(日)=2.5
ということで、1日当たり2.5章進めればよいということがわかりましたね。
このくらいであれば、娯楽の時間を削ったり、頑張って早起きすればこなせそうですね。
工業簿記
同様に、工業簿記のテキストは、全部で14章ありますので、
14(章)×5(周)÷50(日)=1.4
となりました。こちらはもっと少なく、1日あたり1.4章進めればOKとわかりました。
1日ごとの学習範囲に落とし込む
上記で、商業簿記は2.5章、工業簿記は1.4章進めればよいとわかりましたが、これだけだと、「0.5」とか「0.4」とかの端数が出てちょっと気持ち悪いのと、社会人の場合は平日や土日で確保できる学習時間に大きく差が出るので、そういった点も考慮して1日ごとの学習範囲を作っていきます。
使うツールは何でもOKです。
エクセルでもよいですし、手帳に書いていく、というのももちろんOKです。
いつまでにどこまで進めればよいかが確認しやすい形で作りましょう。
上の例だと、例えば9月26日は、商業簿記を3章まで、工業簿記を1章まで進めればよいとわかりますね。
こんな感じで、あなたオリジナルの学習計画を作り上げましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、具体例を交えつつ、学習計画の立て方を書いてみました。
- 試験情報を確認する
- 自分の実力を知る
- それらをもとに学習計画を立てる
- 計画は、1日単位で具体的に作る
- あとは、実践あるのみ!
学習計画を立てたら、あとは頑張って勉強あるのみです。
計画を立て、懸命に努力すれば必ず結果はでます、頑張りましょう!
今回の記事が、少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは今回はこのへんで!