家計管理

【お金が貯まる家計簿】共働き夫婦の家計簿公開(2020/9)

みなさんこんにちは、ゆうです。

みなさんの中にはお金を効率的にためるために無駄遣いを防ぎたいと思っているけど、なかなかうまくいかない…という方も多いのではないでしょうか。

そうなんだよね~。いつもなんとなくでお金を使っていて、「どこまで使ってOK」とか、そういった基準がないから困っているんだよ。お金の無駄遣いを防ぐためのおすすめの方法が知りたい。あと、できれば共働き夫婦の実例を見てみたいな。
ゆう
ゆう
僕たち夫婦はお金の無駄遣いを防ぐために、毎月必ず予算を立てて、月末に実績を確認することを習慣化しているよ。こうすると、どんなことにどれだけお金を使うのか目安を立てられるから無駄遣いが減るよ!おすすめのツールも紹介するよ。また、この記事では僕たち夫婦の2020年9月の家計も紹介するから参考にしてね。

僕は妻と協力しながら、毎月必ず予算を立て、月末に実績を確認することを習慣化しています。

これにより、月初に、「今月はどんなことにどのくらいお金をつかいそうか?」「今月は予算通りに収まったか/収まらなかった項目があるとすれば、それはなぜか?」を確認することができ、効果的にお金の無駄遣いを防ぐことができます。

また、収入が全体でいくらあり、支出が全体でいくらなのかを可視化させることもできますので、健全な家計を維持していくために大変重要な役割を果たしていると思います。

今回は2020年9月の家計の予実について、生の数字も交えて書いてみます。

僕と同じようにアーリーリタイアを目指している方の参考になればうれしいです。

これを会社の同僚に話すと、「まるで会社の決算みたいっすね」みたいなことを言われることがありますが、やってることはまさにそれです。笑

損益計算書や貸借対照表といった計算書類を作っていないだけで、やってることはほとんどかわりません。

結論

2020年9月は、以下の通りとなりました。

予算 662,913円

実績 626,919円

差    36,004円

全体としては、ほぼ予算通りとなりました。

それでは細かい内訳をみていきたいと思います。

内訳

予算

2020年9月の予算は、662,913円でした。

僕は、その月によほど大きな額の出費が見込まれない限りは、前月の夫婦の給与(手取り)等をベースに予算を作成しています。

つまり、基本的に貯金からの取り崩しはしない、ということです。

今回の予算は、2020年8月の給与、その他雑収入を合計した金額になります。

なお、投資によって得られたキャッシュ(配当金、分配金、利息等)は、再投資をするためこちらの予算には入れていません。

予算の具体的な内訳は、以下のとおりです。

※本当はもっと細かく設定していますが、プライバシーの関係で、ブログ用に編集しています。

多い順に、

  1. 住宅費(予算の25%)
  2. 貯蓄合計(予算の17%)
  3. 大型出費(予算の15%)

となります。

上位3つだけで、全予算の60%近くを占めています。

以下、主要3項目と、9月の予算の特別な支出について触れてみます。

予算1位:住居費(25%)

住宅費:毎月の住宅ローン費用となります。僕たち夫婦は万が一ボーナスが出なくても困らないように、住宅ローンのボーナス返済は設定していません。その分、毎月の返済額が高いです。

住居費が予算の25%を占めているけど、家計的に問題ないかな?
ゆう
ゆう
一般的には、住居費は給与の20~25%程度に収めるのがよいと言われているよ!だから、それに照らしても問題ない水準だと思います。実際、予算の20%弱を貯蓄に回すことができているよ!

予算2位:貯蓄(17%)

住宅費用が全体の25%を占めますが、次に多いのが貯蓄合計です。

貯蓄合計:確定拠出年金、持株会、定期預金、証券口座への振込、年金保険を含みます。

予算全体の17%を貯蓄に回すことができています。

次で述べるように、今回は大型出費がかさんだこともあり、貯蓄に回せた割合はいつもより少し少なめです。手取りの約20%を貯蓄に回すことができているので、かなり健全だと思います。

予算3位:大型出費(15%)

大型出費:9月は夫婦で東北旅行に行く計画でしたので、そのための費用になります。

たまにはいいかな、ということで夫婦で羽を伸ばしてきました。

その他:税金、お小遣いについて

税金:固定資産税となります。定期的に銀行口座から引き落としがあり、9月は引き落としがある月でしたので計上しています。

小遣い:なんと夫婦合わせて驚愕のゼロ円になっています。笑

僕たち夫婦は、小遣いは予算で設定した時点で、予算から消費したものとして扱っています。なので、小遣いの範囲内であれば、基本的にその小遣いをどう使っても自由という制度です。予算を決めるときは二人の小遣いをどうするかで、夫婦で小競り合いが起きる事もありますが、結婚して2年経ってだいぶ慣れたのか、今では笑いながら予算を決めることができています。

その後、その小遣いが余った場合は、そのあまりを積み立てていける、というルールにしてます。

僕は割と使ってしまうタイプなのですが、妻は全然使わないんですよね。

もう10万円以上小遣いプールができています。笑

実績

実績は、626,909円となり、予算との差異は、36,004円でした。

実績の具体的な内訳は、以下の通りとなります。

多い順に、

  1. 住宅費
  2. 貯蓄合計
  3. 大型出費

となりました。

住宅費と貯蓄合計は予算通りの金額となりました。

大型出費は予算内で収めることができることができました。

予実の対比

予算と実績の対比をグラフにすると、以下のとおりとなります。

こんなグラフにしてみると、ほぼすべての項目を予算内で収めることができた結果、合計額も予算内に収めることができたことがわかりますね。

予算のメリット・立て方

予算を立てるメリット:無駄遣いが減る

こんなふうに、僕たち夫婦はこんな感じで月のはじめに予算を作り、月末に予算通りに収められたか点検をしており、これがお金の無駄遣い防止にかなり役に立っています。

例えば、衝動的に「これ欲しい」と思ったとしても、

ゆう
ゆう
あー、でも、これを買うための費用を予算に織り込んでないからな…

といった感じで、いったん冷静になれます。

また、単純に家計簿をつけるよりも、何にどれだけ使っていいのかを意識できるようになるので、無駄遣いを減らし、メリハリのある支出ができるようになりますよ!

予算の立て方

支出の実態を把握する

そんなお金の無駄遣いを防いで、どんなことにどれだけお金を使っているのかを把握するのに便利な予算ですが、適当に作ってもあまり意味はありません。

また、一般的な平均値というのも、あまり意味はないと思います。

100家族あれば、100通りの予算があるからです。

なのでまずは、実態をきちんと把握することが重要です。僕たち夫婦も、実態把握から始めました。

実態の把握や、その後の予算決めに役立つのが家計簿アプリです。

僕たち夫婦はZaim(ザイム)というアプリを使って、実態を把握し、予算も管理しています。

使い方としては、買い物や料金の支払いのたびに、都度忘れないうちにZaimに記録するだけです。これだけで簡単に実態把握ができますよ。

とても使いやすくおすすめです。

実態を把握したら、あとはそれに沿って費目ごとの予算を立てていけばOKです。

収入を夫婦ですべてオープンにする

共働きの夫婦だと、どのように生活費を負担するかで悩むことも多いと思います。

僕たち夫婦も結婚当初大変悩み、ケンカもしましたね。笑

悩んだ結果、「二人で生きているのだから、二人の収入は全部オープンにして、二人の財産から費用を支出することにしよう」となりました。

だから、給与明細もお互い見せ合いますし、銀行口座も、「お金の入れ物」程度の感覚しかなくて、どっちの名義の口座に入っているかは問題にならないですね。

収入をすべてオープンにすることで、夫婦合計の収入を基準に予算を立てられるので、かなり透明度が高い予算を作れますし、夫婦の納得感も得やすいです。

また、当事者意識が生まれて自然と各項目の支出について考えるようになるので、お金もたまりやすくなると思いますよ。

色々な考え方があると思いますが、とてもおすすめの方法です。

家計管理に役立つ本

この記事を読んで「家計簿つけてみようかな」、「予算作ってみようかな」と思った方に、1冊だけ本を紹介したいと思います。

林總(はやし あつむ)さんの、「正しい家計管理」という本になります。

著者の方は、公認会計士資格をもち、他にも会計に関する多くの本を執筆されている方ですから、信頼性はばっちりです。

こちらの本の一番よい点は、家計簿をつけることがゴールではなく、家計管理は、お金を管理することで質の高い生活をすることが目的だとちゃんと書いてある点です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

まとめ

9月の予実をまとめると、以下のとおりです。

  • 全体の数字は、予算オーバーすることもなく、良かった
  • 項目別にみても、ほぼすべての費目を予算内に収めることができた
  • 貯蓄は予算通りちゃんとでき、17%を貯蓄できたのはとても良かった

いかがでしたでしょうか。

こうやって自分が1ヶ月の間にどんなことにお金を使ったのかを把握できるようになると、計画的にお金を使う力や、ためる力が身についていき、それが結果的にアーリーリタイアにつながると僕は信じています。

関心を持った方はぜひご家族と話してチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

それでは今回はこのへんで!