本記事の内容
- 自宅に太陽光発電設備を付けるメリット
- 自宅に太陽光発電設備を付けるデメリット
- 我が家の光熱費【実績公開】
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、30代の一般的な共働き世帯(持家・子なし)です。
2019年8月からハウスメーカー選びから始めて、2020年1月に太陽光発電設備つきの注文住宅完成、2月からマイホームで生活しています。
今回は、マイホームに太陽光発電を設置すると光熱費はどうなるか、実際に太陽光発電設備つきの注文住宅を建てた僕が解説します。
太陽光発電を設置したおかげで、自宅の光熱費はゼロ円になっています。なので、僕自身は太陽光発電をおすすめできると思っています。
もし、あなたが太陽光発電を検討している方でしたら参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それではさっそく始めていきましょう。
Contents
自宅に太陽光発電設備を付けるメリット
僕は自宅に太陽光発電設備を設置したのですが、結論として、設置して正解だったと思っています。それは、以下のメリットを実感しているからです。
太陽光発電を付けるメリット
- メリット1:月々の生活費を軽減できる
- メリット2:電気の無駄遣いがないか意識するようになる
- メリット3:環境に優しい
順番に解説していきます。
もうひとつのメリットとして、「停電時の備えになる」という点もあります。しかし、僕自身が引っ越しをして以来停電を経験しておらず、イマイチ実感できていないところがあるので今回はメリットに挙げておりません。
メリット1:月々の生活費を軽減できる
メリットの1つめが、月々の生活費を軽減できることです。太陽光発電を設置すると、電気を買う量が減り、余った電気は売ることが可能になるからです。
電気を買う量が減る
太陽光発電で作った電気を自宅で使うことで、電力会社から電気を買わずに済みます。結果、その分だけ電気料金を下げることができます。
作った電気を売ることができる
また、発電で作った電気が使わずに余った場合は、その余った電気を電力会社に売ることができます。
因みに、電気の売る際の価格は「固定価格買取制度」という国の制度によってきめられており、10年間(発電規模が大きい場合は20年間)はずっと同じ価格で買い取ってもらうことができます。
我が家の買取価格は、後ほど記載します。
メリット2:電気の無駄遣いがないか意識するようになる
メリットの2つめが、電気の無駄遣いがないか意識するようになることです。
後で説明しますが、我が家は「ZEH(ゼッチ)」と呼ばれる、エネルギー消費ゼロ以下になる家として専門機関に認定されています。
こちらのゼッチですが、エネルギー消費が抑えられるように様々な工夫が施されています。そのひとつが、電気を消費量や発電量がわかるモニターの設置です。
我が家にもタブレット型の端末が設置されているのですが、これを見ると、家のどこで、どれだけ電気を使っていて、現在太陽光発電でどれくらい電気を作っているのかがリアルタイムに把握できます。
【モニターのイメージ(ダイワハウスHPより抜粋)】
そうすると、それまで何気なく使っていた電気に対する意識が変わり、自然に省エネ行動がとれるようになります。
そうすると、光熱費の削減につながり、お財布にも優しい家計を実現できます。
メリット3:環境に優しい
3つめが、環境に優しいことです。
太陽光発電によるCO2の削減効果は、4kWのシステムを設置し1年間発電した場合、火力発電で使用する石油を約908リットルもの削減になるといわれています。同じ電気でも太陽光発電ならそれだけ地球環境に負荷をかけません。
自分のお財布に優しいだけでなく、環境にも優しいなんて、最高ですよね。
自宅に太陽光発電設備を付けるデメリット【気にしなくてOK】
太陽光発電設備を付けるメリットについては上記のとおりですが、デメリットもあります。
それは、太陽光発電設備を付ける分だけコストがかかることです。
太陽光発電で月々の生活費が減っても、導入コストを回収できないのではトータルでマイナスになってしまうので、意味がないですよね・・・。
しかし、僕は以下の2つの理由から、上記のデメリットは問題にならないと考えています。
デメリットが問題にならない理由
- 理由1:太陽光発電で元を取ることができると考えられるから
- 理由2:補助金をもらうことで導入コストを抑えられるから
理由1:太陽光発電で元を取ることができると考えられるから
僕は、太陽光発電の導入コスト以上に、太陽光発電による利益(電気代の削減+売電収入)が大きくなると考えています。
実際に、ダイワハウスは、5Kw程度の太陽光発電を設置した場合、10年程度で元をとることができると試算しています。
詳細については、ダイワハウスHPをご覧ください。
元が取れるのなら、導入コストを気にする必要はないですよね。
理由2:補助金をもらうことで導入コストを抑えられるから
また、これは補足なのですが、太陽光発電をはじめとする省エネ設備を設けたりすると各種の補助金をもらうことができます。
補助金の内容については、時期や内容についても異なるのですが、僕の場合は、ZEHに適合した住宅を建てることで補助金をもらうことができる制度があったので、それを活用して100万円以上の補助金をもらうことができました。
これだけ補助金がもらえれば導入コストは大幅に少なくできますよね。
どのような補助金があるのかを調べるにはインターネットで検索するのが一番簡単です。ただし、制度によっては細かな条件が設定されているものもあるので、詳しい内容はハウスメーカーや、太陽光設置業者に聞くのが確実ですよ。
もし、あなたが既に所有している戸建て住宅に太陽光発電を設置することを検討している場合は、業者選びも重要なポイントになってきます。同じ工事内容でも、業者によって金額が大きく変わる可能性があるからです。
太陽光発電の設置を検討している場合はぜひ一括見積をしてみることをおすすめします。
見積もり自体は無料でできますので、後悔する前に見積もりをしてみましょう。
我が家の光熱費【黒字になっています】
結論からいうと、我が家の光熱費は黒字になっているのですが、最初に我が家のスペックをお伝えしておきますね。
我が家のスペック
我が家のスペックは、こんな感じです。
[table id=3 /]
一般的な一軒家に、これまたごくごく一般的な太陽光発電施設がつけられている、という感じですね。
光熱費の実績【2020/4以降】
では、実際に光熱費はどうでしょうか?
2020年4月以降の実績をグラフにすると、以下のようになりました。
我が家はオール電化ではないので、ガス代+電気代の合計を光熱費としています。
収支は月によってマチマチですが、収支累計を見ていただくとわかるように、黒字になっていますね。今のところ、太陽光発電によって光熱費はゼロになっているといえますね。
節目節目で更新して、太陽光発電のリアルをお伝えできればと思っています。
まとめ【太陽光発電を積極的に検討しよう】
いかがでしたでしょうか。
今回の記事のまとめ
- 太陽光発電には生活費を抑えるメリットがある
- 導入コストがデメリットだが、十分元が取れる可能性がある
- 導入する際に、補助金を活用できる可能性もあるので探してみよう
- 業者によって費用は大きく変わるので、無料で一括見積をしてみよう
今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは今回はこのへんで!