本記事の内容
- 住宅ローンを変動金利で借りても問題ないか
執筆者について
この記事を書いている僕は、30代の一般的な共働き世帯(持家・子なし)です。
資産形成の過程を発信することでモチベーションをアップさせるとともに、誰かの参考になれたら嬉しいと思い、2020年8月にこのブログを開設しました。
僕は2020年に6,000万円の住宅ローンを組んで家を建てました。妻の夢でもあったマイホーム。ハウスメーカー選びから始まり、土地を探したり、間取りを考えたり…考えることは本当に沢山あったのですが、そのなかでも悩んだのは、「変動金利で借りた方がいいのか、固定金利で借りた方がいいのか」ということ。僕もそうですが、大半の人は数千万の借金なんて経験したことがないので悩むのは当然ですね。
この記事では、実際に6,000万円の住宅ローンを借りてマイホームを建てた僕が、変動金利で問題ない理由を解説します。
それでは早速いきましょう!
結論:変動金利で問題なし
結論としては、住宅ローンは変動金利で借りて問題ないと思っています。
以下、その理由を簡単に解説します。
理由1:長期金利は変動金利に無関係
まず、変動金利と固定金利の決定に使われる、もととなる金利がそもそも違います。
長期金利の実質利上げがどーのこーの~~~~
という報道を目にして不安になる方も多いと思いますが、ここで色々いわれているのは、「長期金利」という種類の金利です。
これは、固定金利の決まり方に影響します。
なので、このニュースを受けて、銀行のなかには固定金利を引き上げるところも出ましたね。
しかし、変動金利を上げた、という銀行は出てきていないですね。これはなぜかといえば、「長期金利」は「変動金利」の決定に無関係だからです。
理由2:賃上げができてない
もうひとつが、賃上げ→物価上昇→(景気過熱抑制のための)利上げというサイクルになるはずの最初のステップである「賃上げ」ができていないことです。
最近、大企業トップを中心に賃上げに前向きな発言が報道されることも少し増えましたね。
しかし、日本の大半はこういった大企業ではなく、中小企業です。一部の体力のある大企業が頑張ったところで、経営の厳しい中小企業がそれに追随することは考えにくいのではないでしょうか。
まとめ:当面は変動金利で問題なし
まとめです。
以上から、僕は当面の間は変動金利で問題ないと思います。もちろん、この先永遠に変動金利で問題ないとはいえません。固定金利の方が合理的な選択だとされる時期もくると思います。
いずれにしても、自称専門家のあおりに乗っかって失敗することだけは避けるようにしたいですね。