住まい

【意外と余裕です】住宅ローンで6,000万円借りた僕の末路

住宅ローンで6,000万円借りて、実際の生活はどんな感じなの?
ゆう
ゆう
この記事では、こんな悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 住宅ローンで6,000万円借りた後の家計の状況
  • ローンの適正額を知るには収支の把握が不可欠
  • 無料で使える収支把握アプリのご紹介

執筆者について

この記事を書いている僕は、30代の一般的な共働き世帯(持家・子なし)です。

資産形成の過程を発信することでモチベーションをアップさせるとともに、誰かの参考になれたら嬉しいと思い、2020年8月にこのブログを開設しました。

僕は2020年に6,000万円の住宅ローンを組んで家を建てました。妻の夢でもあったマイホーム。ハウスメーカー選びから始まり、土地を探したり、間取りを考えたり…考えることは本当に沢山あったのですが、そのなかでも悩んだのは、「いくらのローンなら借りても大丈夫なんだろうか、問題なく生活できるんだろうか」ということ。僕もそうですが、大半の人は数千万の借金なんて経験したことがないので悩むのは当然ですね。

この記事では、実際に6,000万円の住宅ローンを借りてマイホームを建てた僕が、実際に住宅ローンを組んだ後の家計の状況について解説します。

住宅ローン、いくらまでなら借りられるか悩んでいる方は参考にしてくださいね。それでは早速いきましょう!

我が家の住宅ローンと返済プラン

最初に、我が家の返済プランを紹介します。

僕は6,000万円の住宅ローンを変動金利(当初0.975%/保証料込み)、借入期間35年で借りました。

ボーナスは会社の業績に左右されるのでボーナス返済は利用せず、毎月一定額を返済する「元利均等返済」を選択しました。

※ボーナス返済に関してはこちらの記事で解説しているのでよかったらご覧ください

変動金利なので金利は半年ごとに見直しとなりますが、今のところ返済利率は当初金利から変わらず、0.975%のままです。

以上から、毎月の返済額は168,673円となります。

借入内容・返済プランまとめ
①借入額:6,000万円
②借入期間:35年
③金利:変動金利(0.975%、保証料込み)
④毎月の返済額:168,673円
⑤ボーナス返済:利用なし
⑥返済方法:元利均等返済

基本的な考え方としては、この返済額を毎月の給与から無理なく返済できることが重要になります。

我が家の収入

我が家の収入の分類

我が家の収入は大きく分けて、以下に分類することができます。

<収入の分類>
①毎月の給与(僕・妻)
②年2回のボーナス(僕・妻)
③資産運用による収入(配当金・分配金・株主優待・売却益)
④その他(①~③のどれにも該当しない臨時収入等)

返済原資は給与のみ

このように、我が家には4種類の収入があることがわかりますが、基本的に、毎月のローン返済の原資としているのは「①毎月の給与(僕・妻)」のみとなります。

理由は2つあります。

理由1:不確実なものをあてにしない

僕は住宅ローンの返済にボーナス返済を利用していませんが、それはボーナスが出るかどうかが不確実だからです。それと同じで、返済原資に不確実な収入源を充ててしまうとボーナスが出ないときの影響が大きいです。最悪、ローンが返せないなんてことになりかねません。以上から、これらは返済原資に充てないようにしています。

理由2:資産収入の増加に使いたい

また、毎月の給与以外の収入は基本的に全額貯蓄・投資(③については再投資)に回していくことで将来の資産収入を増大させてFIRE(早期の経済的自立)達成を加速させたいと思っています。住宅ローンに使い道を奪われてしまうと、その分資産運用に回せる額が少なくなり、リターンも減ってしまいます。

※FIREを目指すために、資産状況を毎月計測して、ブログにも記載しています。こちらから確認できますので、よかったら参考にしてくださいね。

【夫婦合わせて65万円】毎月の手取り収入

毎月の返済原資は毎月の給与収入のみなのですが、我が家の毎月の手取り収入は夫婦合わせてだいたい65万円です。「だいたい」とあるのは、残業代や通勤手当等により毎月若干の変動があるためです。

この65万円の中から、食費や光熱費等の生活費と住宅ローンの返済まで、すべての支出をやりくりする感じです。

我が家の支出

手取り額65万円の支出の内訳は、ざっくりこんな感じになります。もちろん月によって臨時出費があったりするのでバラバラですが、平常月はだいたいこんな感じになります。

こちらのグラフからわかるように、「貯蓄・投資」と「住宅ローン返済」の2項目だけで全体の60%近くを占めています。

こう見ると住宅ローンの割合はとても多いのですが、それ以上に毎月の貯蓄・投資額が多くなっています。割合としては、貯蓄率が30%となっており、健全な家計になっていると思います。

仮に臨時出費が必要になった場合は、貯蓄額を減らして十分に対応できる家計になっています。実際に、車検費用などで大きな額が必要になることも多いのですが、その場合は貯蓄額を減らして対応しています。

収入や家計の状況は人それぞれなのでなんとも言えませんが、我が家と同じ程度の手取り収入があるなら6,000万円のローンを組んでも十分返済していけると思います。

まずは家計を把握しよう

上記のような収支の計算ができるのは、当然ながら家計の把握ができているからです。会社員の場合、収入を把握するのはそんなに大変ではないのですが、支出の把握となるとなかなか大変ですよね。

しかしその大変な作業をしなければ、「我が家ではどのくらいの借り入れなら安全にできるだろうか」というシミュレーションができません。

【無料で使えます】収支の把握は家計簿アプリを使おう

月々の収支の把握ってとても面倒なイメージがありますよね。

毎日レシートや銀行口座の残高とにらめっこして、家計簿に記入して・・・等、手間がかかります。

でも、そんな面倒くささは家計簿アプリを使えば簡単に解決できます。しかも、無料で使うこともできます。

僕自身、面倒くさがりでなかなか家計簿をつける習慣が身につかなかったのですが、家計簿アプリ「マネーフォワード」を使うことで家計簿をつけることへのハードルが下がり、継続できるようになりました。

マネーフォワードにはこのような特長があります。家計簿つけるときに感じる面倒くささを解消する便利な機能が多く、本当におすすめです。利用も無料なので、使わない手はありません。住宅ローンの適正額を知るための第一歩として、まずはインストールしてみませんか。

マネーフォワードの特長

①複数の口座をまとめて管理
銀行・クレジットカード・証券等の複数の口座をまとめて管理できます。
連携した銀行、クレジットカード、携帯電話、電子マネーの入出金履歴、
利用明細、残高の情報をいつでも見ることができます。
②自動家計簿作成・分析・グラフ化
入出金の履歴から自動で家計簿を作成。食費、光熱費などの項目に分類、
グラフ化されるので、お金の流れが一目でわかります。
③レシートを自動読取
手入力はレシートをパシャ!と撮るだけ。
自動でかしこく、楽しく続けられます。

まとめ:家計を把握して借入可能額の目安を知ろう

以上、6,000万円の住宅ローンを組んだ我が家の家計を紹介しました。

文中にも書きましたが、家庭によって人それぞれ収支の状況は違いますが、大切なのは、自分たちの収支を把握したうえでどの程度の返済ならゆとりをもって返済できそうかをシミュレーションすることです。

そのために大切なのは、何よりも収支の把握ですが、そのために便利なのが無料の家計簿アプリ「マネーフォワード」です。

【家計簿アプリ利用率No1のマネーフォワード】

マイホームはご自身や家族が幸せになるために建てるものです。理想の家を建ててもローン返済が重すぎてストレスになってしまっては元も子もありませんよね。

ぜひ借り入れをする前に、適正な借入額がいくらなのかを把握するようにしましょう。

この記事が住宅ローンの借入額で悩んでいる方に届き、少しでも参考になったら幸いです。

それでは今回はこのへんで!