投資

【資産額ではありません】資産形成で最も重視すべき指標

資産形成で最も大事な指標って?
ゆう
ゆう
この記事では、こんな悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 資産形成で最も大事な指標
  • インデックス投資の課題

執筆者について

この記事を書いている僕は、30代の一般的な共働き世帯(持家・子ども1人)です。

資産形成の過程を発信することでモチベーションをアップさせるとともに、誰かの参考になれたら嬉しいと思い、2020年8月にこのブログを開設しました。

資産形成をしていると、「今月の総資産は●●万円」と、保有している資産の額を重視している人も多いと思います。僕も、以前は総資産額を重視しており、総資産額だけを毎月計測していました。

しかし、もっとも大切なのは、総資産額ではありません。

この記事では、4,500万円以上の総資産を運用している僕が、資産形成で最も重視すべきと考えている指標について解説します。

それでは早速いきましょう!

投資で大事な指標はキャッシュフロー

早速結論を書きますが、投資で最も大事な指標はキャッシュフローです。

キャッシュフローというのは、ざっくりいえばお金の流れです。

つまり、お金の流れを大きくするのが最も大事だということです。

投資というのは、「プラスのキャッシュフロー」を増やすための取り組みだからです。

キャッシュフローは2つに分けられる

キャッシュフローは2つに分けることができます。

「プラスのキャッシュフロー」と、「マイナスのキャッシュフロー」です。

プラスのキャッシュフロー:自分にお金が流れてくるもの

プラスのキャッシュフローは、他から自分のところはお金が流れてくるものをいいます。

具体例としては、以下のものが挙げられます。

  • 給与収入
  • 株の配当
  • 銀行預金の利息
  • 株式の売却による現金化
  • 不動産の家賃収入
  • 借金による資金調達

マイナスのキャッシュフロー:自分からお金が出ていくもの

他方、マイナスのキャッシュフローはその逆で、自分から他へお金が流れていくものをいいます。

ありとあらゆる支出がこれに当てはまりますが、具体例を挙げると以下のものとなります。

  • 借金の利息
  • 株式の購入
  • 不動産の購入
  • 家賃
  • 住宅ローンの支払い
  • ありとあらゆる生活費

総資産額が資産形成の指標になる理由

投資というのはプラスのキャッシュフローを高めるための行いなので、本来であればキャッシュフローを指標にすれば足ります。

総資産額がいくら多くても、それを現金にする手立てがなければ生活は改善されません。なぜなら、キャッシュフローを生まないからです。

資産額を指標(目標)として設定しがちなのは、

  • 積み上げた資産を切り売りして現金化すれば、キャッシュフローが得られるから
  • 資産額に運用利回りを掛ければ、資産収入の額が計算できるから

かなと思います。

インデックス投資の課題

上記のとおり投資の目的はキャッシュフローを増やすことにあるので、投資をするのであれば、「どうやってキャッシュフローを得るか」という出口を考えなければなりません。

インデックス投資の場合は、一般的に配当金等はありませんから、どこかのタイミングで、投資家が自分の判断で、積み上げた資産を売却して現金化する必要があります。

しかし、僕自身もインデックス投資をしていますが、資産を売却するというのは、なんだかもったいない気がしてしまいます。売り時はここが正解なのか、もっと良いタイミングがあるのではないか、など、悩みは尽きません。

インデックス投資はコストが非常に低く、大抵のアクティブファンドよりも高い利回りを得られるため合理的ではあると思いますが、売り時を判断したり、売却を実行するのが非常に難しいように思います。

僕自身は現金化を自動化することを狙い、分配金を出す投資信託も購入しています。

「どうやってキャッシュフローを作るのか」という点も含めてどのような金融商品に投資するのかを決めることが大切ですね。

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まとめ:キャッシュフローの観点で投資法を考えよう

今回のまとめです。

僕は、キャッシュフローが投資で最も大事な指標だと思っています。

どのようにキャッシュフローを確保するかは投資手法により異なります。そして、自分に合った投資手法を見つけ、それを実践することが長期投資のコツだと思います。

インデックス投資も素晴らしい投資ですが、食べ物に好き嫌いがあるのと一緒で、向き不向きがあります。

自分に合った投資法を見つけ、実践していきましょう。