本記事の内容
- auカブコム証券の会社概要
- auカブコム証券で取引するメリット
- auカブコム証券のデメリット
執筆者について
この記事を書いている僕は、30代の一般的な共働き世帯(持家・子なし)です。
夫婦で自己研鑽、家計管理、投資に取り組んだ結果、30代前半で総資産2,700万円を越えることができました。
今回は大手ネット証券の「auカブコム証券」の概要と、メリットをお伝えします。
老後2000万円問題等を聞いて、投資に興味を持った人が抱える悩みが、「証券会社って色々あるけど結局どれにしたらいいの?」ということだと思います。
そこでこの記事では、実際にauカブコム証券を使って6年以上投資をしている僕が、他社との比較もしつつauカブコム証券の魅力を解説します。
この記事を読むと、auカブコム証券の魅力や、デメリットがわかります。
証券口座をどの証券会社で開設するか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
それでは早速みていきましょう。
Contents
auカブコム証券ってどんな会社?【口座数100万を超える大手証券会社】
auカブコム証券のメリットについて書く前に、まずはどんな会社なのかを簡単に紹介します。
auカブコム証券の概要を簡単な表にしてみました。
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auカブコム証券はUFJ銀行とKDDIが運営している会社です。
日本を代表する企業が運営している証券会社ですので、信頼性も十分です。
その証拠に、口座数も100万口座を超えています。
多くの人に支持されている証券会社だとわかります。
auカブコム証券は投信の長期保有に向いています
結論を最初に言ってしまうと、auカブコム証券は、
- 投資信託の購入時手数料無料
- 保有残高によるポイント還元率がトップクラス
という特長があるので、投資信託を買って長期で運用したい人に向いてます。
それでは具体的なメリット・デメリットを解説していきますね。
auカブコム証券のメリット
auカブコム証券の概要は押さえたので、auカブコム証券のメリットを書いていきますね。
auカブコム証券のメリット3つ
- メリット1:低額な手数料
- メリット2:信用取引でお得に優待をゲットできる
- メリット3:【auカブコムだけ】ポンタポイントが使える・貯まる
メリット1:低額な手数料
auカブコム証券は取引手数料が低額です。
インターネット専業の証券会社なので、実店舗を構える等のコストがかからないので、その分手数料を低くしたり、無料にしたりできます。
例えば、株式の売買手数料を野村證券と比較してみると非常に安いことがわかると思います。
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銀行の手数料と同じで、証券会社に払う手数料も安い方が嬉しいですよね。
手数料が低ければその分手軽に投資を始めることができます。
また、投資信託の購入時の手数料はすべて無料です。
メリット2:株主優待をお得にゲットできる【一般信用可能な銘柄がダントツ】
一般信用売りが可能な銘柄がネット証券の中でダントツというのもメリットです。銘柄が豊富にあるということは、他のネット証券では信用売りができない銘柄も、auカブコム証券ならできる可能性があるってことですからね。選択肢が広がるという意味でもauカブコム証券に口座を開くメリットは大きいです。
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(2020年1月6日時点、各社公表資料等よりauカブコム証券調べ)
株主優待をお得にゲットするには、この一般信用売りと、現物買いを組み合わせる方法が有名なのですが、その方法についてはauカブコム証券のHP「株主優待を賢く獲得するテクニック」に詳しい説明があるので省きます。興味のある方はぜひこちらを読んでみてくださいね。
メリット3:【auカブコムだけ】ポンタポイントが使える・貯まる
更に、auカブコム証券だけの特色として、ポンタポイントを投資に使うことができます。また、auカブコム証券で投資をすると、ポンタポイントを貯めることもできます。
ポンタポイントをメインで使ってる人とは特に相性がいい証券会社ですね。
僕も、ホットペッパー等を利用してためたポンタポイントを使って投資信託を購入したりしているのですが、現金使わずに投資ができるって本当にすごいです。だって、買った投資信託が暴落して値下がりしてもポイント使って買っていれば懐が痛まないですもんね。
投資をスタートする人にとっては、「買った株や投資信託が値下がりして損が出る」ことが一番怖いし、ハードルに感じるのではないでしょうか。でもポイントで投資ができればこのハードルは回避できますよね。
また、auカブコム証券で投資信託を保有すると、その保有額に応じて毎月ポンタポイントがもらえます。
投資信託の保有額に応じてポイントがもらえるネット証券は多いのですが、auカブコム証券はトップクラスの還元率です。
簡単に、投資信託の保有額に応じてもらえるポイントの比較表を作ってみたので載せてみます。
[table id=7 column_widths=”20%|20%|20%|20%|20%|”/]
どうでしょうか。こうやって比べてみると圧倒的にauカブコム証券が優れているのがわかりますね。
ハードルは高めですが、3,000万円以上保有すると年率0.24%でポイント還元を受けられるのは非常に大きいです。僕はこの額を目標に、毎月コツコツ投信を買っています。
因みに、PONTAWEBのポイント通帳からはこんなふうに獲得履歴が確認できますよ。
※ご利用内容が「お買上げ」となっていて少し変ですが問題ありません笑
投資信託を保有しているだけで勝手にポイントがもらえるのは、僕のようなほとんど売買をしないようなスタイルの投資をする人にはありがたい制度です。同じようなスタイルの方は、積極的に活用したいですね。
なお、僕自身の総資産は本ブログの中で毎月公開しています。こちらから読めますのでよかったら参考にしてくださいね。
auカブコム証券のデメリット
他方で、auカブコム証券のデメリットとしては、以下の点が挙げられます。
auカブコム証券のデメリット
- 取引金額50万円超の手数料がネット証券の中だと割高なこと
- 米国株の取り扱いがないこと
デメリット1:取引金額50万円超の手数料がネット証券の中だと割高なこと
野村證券と比べるとネット証券特有の手数料の低さが際立つのですが、他方で、比較の対象を主要ネット証券にしてみると、取引金額50万円超の手数料がやや割高なのがわかります。
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売買手数料は取引の都度発生するので、株式の売買を頻繁にする方であれば、手数料が低いSBI証券や楽天証券の方が向いていると思います。
デメリット2:米国株の取り扱いがないこと
もうひとつのデメリットとして挙げられるのが、米国株の取り扱いがないことです。
投資をしていくうちに、日本国内の会社だけではなく、米国の会社への投資にも興味を持つかもしれません。例えば、マクドナルド、アマゾン、アップル、グーグル、フェイスブック…これらの会社はみな米国企業です。しかし、auカブコム証券は米国の会社の株式を扱っていないので、auカブコム証券の口座を開設しても、米国株を取引することはできません。
したがって、米国株を取引きしたい場合は、auカブコム証券のほかに、SBI証券、楽天証券、マネックス証券等の米国株を取引できる証券会社の口座を開くことが必要になります。
まとめ
以上、auカブコム証券のメリット、デメリットをまとめてみました。
これらのメリット・デメリットからauカブコム証券が向いている人を挙げるとこんな感じになります。
auカブコム証券が向いている人
- 投資信託を購入して長期的に保有することを考えている人
- ポンタポイントを日常的に使っている人
- 比較的少額の株式投資をしてみたい人
- 株主優待をゲットしたい人
他方で、取引金額50万円超の株式取引をしたい場合や、米国株を取引きしたい場合は別の証券会社の口座を開設することをお勧めします。
ただし、完璧な証券会社はなく、どんな証券会社にも必ず長所・短所があります。
一般的に、口座の開設や維持には費用はかからないので、複数のネット証券の口座を開き、証券会社の長所が活かせるような使い方をするのが賢明です。
今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは今回はこの辺で!