本記事の内容
- 投資歴10年超、運用資産4500万円の筆者が投資で負けないために必要な考え方を解説します
執筆者について
この記事を書いている僕は、30代の一般的な共働き世帯(持家・子ども2人)です。
資産形成の過程を発信することでモチベーションをアップさせるとともに、誰かの参考になれたら嬉しいと思い、2020年8月にこのブログを開設しました。
働きながら倹約・投資に励んだ結果、今では運用資産が4500万円を超えるようになりました。
新NISAが始まり、投資に興味を持っている人も多いと思いますが、興味はあるものの損失を出すことが怖くて投資に踏み出せない人も多いと思います。
僕は、2014年から投資を開始し、投資歴10年を超えています。また、現在の運用資産は4500万円を超えています。10年以上、投資から撤退することなくコツコツと積み上げた結果、効率的に資産を形成することができました。
この記事では、投資で負けないための考え方を解説していきます。
投資に興味のある方はぜひ参考にしていただければ幸いです。
それでは早速いきましょう!
投資で負けない技術①:目標を持つ
ひとつめに、目標を持つことです。
漠然とした目標ではなくて、現実的で、具体的な目標を持つことです。
たとえば、
・お金持ちになる
という目標だと、いつまでにいくらの資産を築きたいのかが不明です。
投資と一口に言っても様々な手法があり、リスクの大きさも変わります。
期限が短いほど、額が大きいほど、取らねばならないリスクは増えます。
目標が定まらないと、どのような投資をすればいいのかも決まりません。
まずは目標を立てましょう。期限と、金額はクリアにするとよいでしょう。
投資で負けない技術②:現状分析をする
第2に、現状分析をすることです。
ここでの現状分析というのは、
・お金の流れを確認する
・資産状況を確認する
の2点です。
お金の流れを確認する
お金の流れを確認するためには、家計簿をつけましょう。
本屋で売っているような紙の家計簿でも、スマホアプリでも構いません。やりやすいものを選びましょう。
筆者はスマホの家計簿アプリと、エクセルで管理をしています。
家計簿をつけることで、収入と支出を明確にできます。
ここで、収入>支出であれば、お金が貯められる状態です。
その、貯められるお金をどのようにして運用するか、ということを考えていけます。
また、支出を費目ごとに見ていくことで、不要な支出があれば削っていきましょう。
これにより手残りを大きくすることができます。
逆に、収入<支出の場合は、毎月が赤字の状態です。これでは投資どころの話ではありません。まずは収入>支出になるように対策を検討、実行しましょう。
そのためには、収入を増やすことと、支出を減らすことが考えられますが、基本的には後者の方が簡単ですので、まずは支出を減らすことができないかを考えましょう。
このときのコツは、「1度改善すればその後の効果が持続するもの」を優先して手をつけることです。典型的なものが家賃です。毎月10万円の家賃の物件から、8万円の家賃の物件に引っ越すだけで毎月確実に2万円の支出をへらせます。しかもこれは、最初に1度実行すればその後は何もしなくても効果が持続しますので効果が非常に高いです。
他には、月額課金サービスや、携帯電話料金の見直しなどが挙げられます。ぜひ、取り組みましょう。因みに我が家ではサブスクはほとんど利用していません。せいぜい、日経電子版くらいでしょうか(これはサブスクなのか?という感じですが)
資産状況を確認する
資産状況を確認するためには、貸借対照表(バランスシート)を作りましょう。
バランスシートの作り方は非常に簡単です。
まず、お金か、物かにかかわらず、現在自分が所有している財産の一覧表を作ります。
・預金:10万円
・株:50万円
・マイホーム:2000万円
・土地:2000万円
・自家用車:100万円
・家具一式:10万円・・・
といった具合です。
預金や株式などは現在の残高や評価額をそのまま使えばOKですが、不動産や車、家具などの金銭的価値はどのように評価するのか、少し難しいですね。
筆者の場合はあまり難しく考えず、
・自宅土地:購入時の価格で据え置き(建物と違い劣化がなく、筆者のすんでいる市区町村は人口が流入傾向のため)
・自宅不動産、自動車:購入時の価格から居住年数・使用年数に応じて割引
・家具一式:ひとつひとつ洗い出すのは非効率なので、全部まとめたらこのくらいの額にはなるだろいうというどんぶり勘定で適当に設定
という感じで評価しています。
悩むだけ時間の無駄なので、ざっくりと、根拠があればOKです。
次に、自分が抱えている借金(負債)を把握します。
例えば、住宅ローン、自動車ローン、奨学金、などの現在の残高を把握します。
最後に、資産額から借金の額を引きます。
その額が、現在のあなたの純資産です。
資産>負債であれば、純資産がプラスです。この場合、借金をいますぐ、自分の資産を使って完済でき、なおかつ純資産の分だけ手元にお金が残る状態です。
資産<負債であれば、純資産がマイナス、いわゆる債務超過の状態です。資産をすべて使っても借金を完済できません。まずは純資産をプラスにできないかかんがえていきましょう。
投資で負けない技術③:長期投資をする
第3に、長期投資をすることです。
株価は過去のデータ上は上昇してきました。一時的な下落はあっても、その下落を取り戻しているのです。
投資には色々な手法がありますが、長期投資であれば、長い目で見れば(過去のデータ的には)上昇していくことがわかっているものへ投資するわけですから、負ける可能性を大きく減らすことが期待できます。
ただし、将来暴落が起きたとして、株価の下落がいつ終わるのか、上昇に転じるのかは予測できません。SNSなどでは「投資しているやつは馬鹿」といった投稿が出てくるでしょう。心理的にもきついと思います。そんなときに長期投資をし続けられるかが重要です。
そしてそのためには、目標をしっかりと定めることが重要なのです。